『最後の弁護人』ってどんなドラマ?
国選弁護人は、法廷の常識を疑う。
資金難の法律事務所を舞台に、阿部寛演じる有働和明が、ほぼ勝ち目のない国選事件で被告の主張と事件の穴を探る。銀行員から助手となる石田良子(須藤理彩)、かつて有働に弁護された赤倉俊哉(今井翼)と動く1話完結型で、夫婦間の殺人未遂、乳児殺害容疑、教師が疑われる転落死など依頼は毎回一変。検察官・沢登(松重豊)との法廷で、目撃証言や捜査資料の矛盾を突く尋問と、生活感のある零細事務所のやり取りが交差する。
あらすじ
国選弁護人の有働和明(阿部寛)は、腕は立つものの、依頼人も資金も乏しく、10年前に妻を亡くしてからは高校生の娘と二人暮らし。弁護士会から回ってくる低報酬の国選事件を引き受けていた。
ある日、銀行員・石田良子(須藤理彩)は、事務所開設資金を返済が滞る有働を訪れるが、返済どころか事務員を雇う余裕もない。良子は銀行を辞めて事務所へ転がり込み、同僚を刺殺したとされる赤倉俊哉(今井翼)の弁護を始める場面に立ち会う。凶器の指紋と目撃証言がそろう赤倉の事件で、有働は証拠の不自然さを見逃さない。
良子を調査の足、赤倉も助手に加えた有働は、夫婦げんかから起きた殺人未遂、免許証が現場に残された空き巣、乳母車転落事件など、毎回異なる被告と向き合う一方、検事・沢登圭一郎(松重豊)と法廷で厳しく対峙。有働は証人の証言、捜査の手順、時間のずれを調べて反論材料を集める。
キャスト
有働和明(弁護士) - 阿部寛
石田良子(事務員) - 須藤理彩
赤倉俊哉(事務員) - 今井翼
沢登圭一郎(検事) - 松重豊
佐野悠美(検事) - 梅宮万紗子
柴田隆介(刑事) - 金田明夫
笹本弘(刑事) - 加藤厚生
岡田智弘(弁護士会職員) - 白国秀樹
花岡清十郎(大泥棒) - 大滝秀治
神崎美智子(弁護士会職員・弁護士) - 浅野ゆう子
裁判長 - 渡辺火山
見どころ
不利な証拠から出発する1話完結の国選弁護
凶器の指紋と目撃者がいる工場刺殺、ベビーカー転落を見たという証言、教師が疑われる女子高生の転落死など、被告に不利な事件が毎回持ち込まれる。有働(阿部寛)は依頼人の言葉をうのみにせず、現場や証言のほころびを追う。
借金を抱えた事務所に集まる凸凹の調査チーム
返済の催促に来た良子(須藤理彩)は、なぜか有働の調査を手伝うことになり、かつて被告だった赤倉も事務所に加わる。有働の遠慮ない呼び方に良子が反発しながらも、車の運転や聞き込みで事件を支える関係が楽しい。
検察の起訴構図を法廷で崩していく尋問劇
沢登検事(松重豊)は被告を強く敵視し、有働の弁護を妨げようとする。事件の調査だけでなく、公判で何を証拠として扱えるか、証人の発言をどう確かめるかが勝負になる。毎回置かれる法廷場面での攻防が物語を引き締める。
『最後の弁護人』を観るには?
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