『過保護のカホコ』ってどんなドラマ?
こんなの、はじめて——!
史上最強の温室育ち女子が『自分探しの旅』に出る、愛と成長のホームコメディ!
『家政婦のミタ』や『女王の教室』で知られる名脚本家・遊川和彦によるオリジナル作品。高畑充希が民放民放連続ドラマ初主演を果たし大ヒットを記録。
両親から過剰な愛情と保護を受けて育った女子大生・カホコが、正反対の環境で育った辛口な青年との出会いをきっかけに、本当の「自立」や「家族のあり方」を見出していくホームドラマ&痛快成長コメディ。
過保護のカホコのあらすじ
ヒロインのカホコこと根本加穂子(高畑充希)は、全ての行動を親任せにする過保護の性格を持つ箱入り娘で、外泊はおろか買物すらしたことがない。そんなカホコとは性格が全く反対な青年・麦野初との出逢いで、人生観が一変する。
過保護のカホコ キャスト
根本加穂子(究極の箱入り娘、カエル)→麦野加穂子 – 高畑充希(幼少期 : 保榮茂愛)
麦野初(美学生、オオカミ) – 竹内涼真(幼少期:大山蓮斗)
根本家
根本泉(加穂子の母、ミーアキャット) – 黒木瞳
根本正高(加穂子の父) – 時任三郎(ナレーション兼任)
国村家
国村環(泉の妹、オシドリ) – 中島ひろ子
国村衛(環の夫、オシドリ) – 佐藤二朗
冨田家
冨田節(泉の妹、トンビ) – 西尾まり
冨田厚司(節の夫、ハムスター) – 夙川アトム
冨田糸(節と厚司の娘、タカ) – 久保田紗友(幼少時 : 田中乃愛)
根本家(正高の実家)
根本多枝(正高の母、コアラ) – 梅沢昌代
根本教子(正高の妹、鮭) – 濱田マリ
根本正興(正高の父、ナマケモノ) – 平泉成
並木家
並木初代(泉の母、ゾウ) – 三田佳子
並木福士(泉の父、ウサギ) – 西岡德馬
見どころ
高畑充希×竹内涼真が魅せる「ツンデレ初くん」と「ピュアなカホコ」の最強の相性
世間知らずで感情豊かなカホコ(高畑充希)と、口は悪くともカホコをあたたかく包み込む初(竹内涼真)のやり取りが爆発的な人気を獲得。「初くん」旋風を巻き起こし、二人の胸キュンシーンが大きな話題となった。
現代の家族像に鋭く切り込む遊川和彦脚本の深み
一見コミカルな「過保護」というテーマを通して、過干渉な親と子の依存関係、家族の不協和音やそれぞれの孤独といったリアルな問題を軽妙かつ温かいタッチで描いている。
高畑充希の圧巻の演技力と平井堅による主題歌「ノンフィクション」
喜怒哀楽を全身で表現する高畑充希のコメディエンヌぶりと成長劇のリアリティが抜群。平井堅の切なく力強い主題歌が、ドラマのクライマックスで胸を打つエモーショナルな瞬間を創出した。
感想
ファーストインプレッション
ぬるま湯的な親族、労働観など、遊川和彦のいつものモチーフに囲まれているが、高畑充希の思いきった演技により、他の女優ではできないキャラが実現している。面白すぎる。
それにしてもNHKの「ソースさんの恋」と奇妙な対照をなしているのは偶然なのだろうか。
最終回まで観て
この小さな王国に住んでいるお姫様は、この小さなお城で大事に育てられたが…と毎夜繰り返すことによって、ラプンツェルならぬ高畑充希の物語のように見せているものの、王国の赤い境界線は黒木瞳ママの結界を表しているので、これは毒親とその娘の物語と言える。
斉藤由貴と波瑠の「お母さん、娘をやめてもいいですか」のモチーフとして記憶に新しく、家族ネタで脚本を書き続けてきた遊川和彦らしいが、初回の面白さに以降が届かなかったのは残念だ(初回の高畑の演技は神がかっていた)。
過保護のカホコを観るには?
過保護のカホコ〜2018 ラブ&ドリーム〜

連ドラ終了の1年後を舞台にしたスペシャルドラマ。2018年9月19日放送。
結婚すれば、幸せになれると思ってました——。
カホコと初が繰り広げる『愛と夢』をかけた新婚生活のドタバタ奮闘記!
2017年に大ヒットを記録した連続ドラマ『過保護のカホコ』の1年後を描いたスペシャルドラマ。
感動の結婚式から1年後、新婚生活をスタートさせたカホコと初。夢である保育施設「カホコハウス」の運営や家事に奔走するカホコだったが、甘い新婚生活とは程遠い現実の厳しさや親族の崩壊危機に直面し、新婚生活は早くも破綻の危機を迎える。
感想
スイッチを入れたようにカホコになりきる高畑充希は、やはりたいしたものだと思うのだが、その感動は、高畑がそれを開発したというところに由来するだけに、本編終了から1年を経て、残念ながら少し鼻につくように。
それよりもう少し黒木瞳のミーアキャットぶりを描いてほしかった。
これ以上のスペシャルは不要だろう。




