明子が自らの青春を回想。常に飛雄馬の野球を最優先し、大事な約束を破って不忍池で涙した過去を振り返り、改めて「弟を見守ることこそが自分の生きる道」だったと覚悟を再確認する。
出合? 出逢いじゃなくて?
宮崎県営球場でキャンプが始まり、記者に囲まれる飛雄馬。
「どうして、どこへ行っても契約更改のことを聞かれるんだ(-_-メ」
飛雄馬は憮然としているが、すでに柴田も城之内も契約妥結し、残るは飛雄馬だけなのだ。
とはいえ投球は絶好調、伴も満足そうである。

そこへ女子高生軍団が・・・

弾いたボールが観客席に飛び込む。

白衣の天使・日高美奈さん登場
飛雄馬「すいません、よそに気をとられて、つい・・・」

「つい、ですって!」

ビシー
(女の子も気性が激しいな、九州は・・・)と、これは伴の内心の声。

女の子を背負い、「病院はどこです?」
じゃあ、ということで近くの病院へ。

美奈の内心(星さんってお気の毒なほど感じやすい方だったのね・・・)

キラン
川上「星よ、お前の頬にピシャリと鳴った南国乙女の平手打ちは、これからの野球人形・星に何をもたらすか!」
南国乙女wwwてゆか、何を言いたいのかwww
結局、怪我は痣だけで済み、タクシーで美奈の病院に向かうことに。
バスも途中までしか来ておらず、タクシーでも入れない山道だという。
女の子の父親は大阪へ出稼ぎ中、母親は宮崎の旅館で住み込み。
このあたりは炭焼きだけで生計を立てている山村だが、プロパンや石油に押されてそれもままならぬというのだった
(日本中が昭和元禄というわけではないのだ・・・)
と飛雄馬は考える。
サイケ全盛のこの頃、イザナギ景気というものがあったのである。

車はどんどん山奥に
ここで止めてください、と美奈が言って、一同降りたところで、まだ道のりの半分なのだという。
「美奈さんもよくか細い腕でこの子を背負って・・・いや、か細くはないのう、天下の星飛雄馬を張っ倒したんじゃから!」
「まあ・・・(*^-^*)」
「あれが沖先生の人間愛と奉仕精神の砦ですわ」

沖診療所

天下の星選手のご入来とは光栄ですな」
ま、一杯どうぞと先生がいきなり焼酎を勧めると、
「いえ・・・僕らはまだ未成年ですから・・・」
(そういえば飛雄馬はゴオゴオクラブでもジュースを飲んでいたね)

先生、勤務中に酒飲んでいいのか
「ほう、美奈君と同い年だな、高校を中退したのも同じだ」
美奈は免許をもっているわけではない、無給の見習いとの由。

月給なし!

なんとそこまで!
(免許ないんだし17歳なんだから、そんなに驚かなくてもいいんじゃないか?)
そこへ大怪我をした患者が運ばれてくる。

「おい、えらいことになってきたな」
「ああ、帰るに帰れん」

暴れる患者、なぜか焼酎を…
しかし美奈に水をぶっかけられて静かになった。


死んでもいいなら悲鳴をあげるな!

飛雄馬と伴はシリツをガン見

美奈、なぜかフララに・・・
「いえ、この診療所は私の誇りですから」
と奈美は手を振りほどき、
「あなたの野球にかける情熱と同じですわ」

エッ!
それでさえ、野球人形などと悩んでいる・・・
欲を出すことで人間らしさを取り戻そうとしたみみっちい俺に比べて、はるかに人間らしい豊かな青春が、ここにはある・・・
シリツを終えた二人に、飛雄馬はいきなり札束を出し、

これをお役に立ててください!
(ユニフォームのどこから出した)
と伴は慌て、飛雄馬を部屋の隅に連れていくと、
「おい星、あれはお前が宮崎にもってきた全財産じゃないのか?」
キャンプに自費参加している飛雄馬は、素寒貧になると宿なしになってしまう。
しかし飛雄馬はあっさりと「契約更改すればいいのさ、給料釣り上げを諦めてね」
伴は驚き、ガメツイ人間作戦は中止かと問う。
「ああ中止だ、もっと素晴らしい代わりを見つけた!」
ええ?と振り返った伴、美奈の姿を見て、「星、まさか・・・」
ということで再び札を渡した飛雄馬であった。

以上が運命の出合のいきさつであった
絶好調を自負していた飛雄馬は川上監督に人間らしさへの寄り道を鋭く見抜かれ、まさかの二軍落ち。美奈は自分のせいで彼を狂わせたと自らの宿命に涙する。飛雄馬は別れを告げる決意を固め、最後の約束の地・日南海岸へと向かうが…(第100話|炎の青春)




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