【実況】巨人の星

第4話|死のノックアウト打法

【実況】巨人の星 【実況】巨人の星

なぜか飛雄馬を気に入り、ブラックシャドーに入れたいと考えている花形は、ノックアウト打法を披露する。
ピッチャーが投げた球を、次々と指定した場所に打つのである。

飛雄馬からこの話を聞いた一徹は、土方仕事の途中で花形邸を見つけたので、思わず庭をのぞき見してみた。
中では花形がテニスコートでテニス選手を相手にバットを振っていた。
(相手はテニスラケットなので、軟球なのか?)

練習の様子を見て何やらショックを受けた父ちゃんは、帰ってから飛雄馬に
「お前は花形に勝てぬ!」
と断言。
くやしがりの飛雄馬は、父ちゃんのばか!と怒るのだが……
一徹が用意したのは、火だるまボールの特訓だった。
【実況】巨人の星
ボールに体を触れずに一塁へ送球すればいいというのである。
あまりにばかげた練習を前に、「やめてえっ」と叫ぶ姉ちゃん。
しかし特訓はなにやら成功したらしい……

一徹が隠れて見守る中、花形との対決が始まる。
練習の成果あり、飛雄馬はピッチャー急襲の球をスパイクでキックし、みごとにノックアウト打法を破る。いつも私服で野球している飛雄馬がユニフォームを着ている(借りたのだろう)のは、そのためだったか。
しかし、この対策、火の玉特訓までしなくても、別によかったんじゃないか……

敗れた花形は、「君との勝負は永遠に続きそうだな!」と叫ぶや、スポーツカーに飛び乗って去っていく…だから小学生だっつうの!

タイトルとURLをコピーしました