【実況】巨人の星 ※毎週金曜2話更新

第98回|姉、明子の道

ショックを受ける明子(こ、こわいよ) 【実況】巨人の星 ※毎週金曜2話更新
ショックを受ける明子(こ、こわいよ)
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【前回(第97回|宮崎キャンプの噂)のあらすじ】
飛雄馬は夜の海岸での橘ルミとの密会をパパラッチに激写された。スキャンダル報道をものともせず、激痛に耐えてステージに挑むルミの壮絶なプロ根性に、飛雄馬は深い感銘を受ける。

今回の始まりは、苦しむ飛雄馬を救おうとする明子の悪夢である。

はっと目を覚ます明子である

はっと目を覚ます明子である


そしておもむろに長屋へ――一徹を心配して、というより、週に一度の洗濯の日という感じか。

そこへ近所のヨネおばさんが現れて、鉄工所の若旦那(大卒)との見合いを勧めるのだった。

話を聞き流していた明子は、一徹が見ていたらしい飛雄馬のアルバムを見つけた。
飛雄馬の記録は、明子の青春そのものでもある。
懐かしむ明子におばさんの言った言葉が、ひとつの記憶を呼び覚ます――
星雲時代の飛雄馬を明子視点で語るという、興味深い趣向である。

懐かしいGS勤め

懐かしいGS勤め

中学の同窓生との再会

中学の同窓生との再会

この頃、飛雄馬は星雲野球部に入り、チームワークのなさにがっかりしていたところだった。
そこへ、誰も引き受けなかった監督を一徹が引き受けたことがまた飛雄馬の気に入らない。

のこりかすの監督とすねる飛雄馬だった

のこりかすの監督とすねる飛雄馬だった。

しかし一徹は娘にちゃんと意図を話していた

しかし一徹は娘にちゃんと意図を話していた

一方、同窓生(名前を失念)は都度都度GSにやってくるが、べつに気があるというわけではなく(婚約者がいるのだ)、弟にかかりきりの明子が気になっているようである。

ある日、ロードショウのチケットを渡され

ある日、ロードショウのチケットを渡されるが


しかし約束した映画の日は、一徹のへそ作戦の日だった。
父子の不穏な様子に、つい星雲に試合を見に行ってしまった明子。←なんでやねん
へそ作戦にコテンパンになった飛雄馬は、ネット裏の明子を見つけて歩み寄る。
俺がバカだったよ、姉ちゃん

俺がバカだったよ、姉ちゃん


こうしてチケットは忘れ去られたが

こうしてチケットは忘れ去られたが

同級生がまた来る

同級生がまた来る

映画の約束を明子がすっかり忘れていたことに呆れた同窓生君、「君は弟の犠牲になっている」と図星をつく。

ショックを受ける明子(こ、こわいよ)

ショックを受ける明子(こ、こわいよ)


同窓生君は婚約者と青森に帰るのだという。
明子は上野まで見送りに行く約束をするが、今度はその日は、星雲の東京地区大会決勝の日だった。
そう、伴太造のご馳走責めによりチーム全員が食あたりを起こした、あの決勝戦である。
星雲の選手がご馳走責めになっていると聞き、実は一徹はいやな予感をおぼえていた。
ご馳走だと…?

ご馳走じゃと・・・?


案の定、悪食の伴と貧乏育ちの飛雄馬以外は腹をこわし、翌日は朝から寝こんでしまい、試合出場は絶望的な状況になったのである。
明子は伴家に走り、諦めきる飛雄馬を励ます

明子は伴家に走り、諦めきる飛雄馬を励ます


この言葉をエース小宮が聞いていて皆を奮起したというのが、あの事件の裏にあったのだった・・・
そして試合会場に向かうマイクロバスを見送った明子は、同窓生君との約束をようやく思い出す。
いけない、そろそろ時間だわ

いけない、そろそろ時間だわ

しかし結局間に合わなかった

しかし結局間に合わなかった

そしてその帰り、不忍池のほとりをトボトボと歩き、水面に映る自分の顔を眺めながら、飛雄馬を見守ることこそ私の人生、と開き直る明子なのであった――

自分の人生すべてを弟の野球にハッキングされたレベルの自己犠牲っぷりである。
しかし、これほど弟想いの明子を、いくら「カラッポの人間」呼ばわりされたからと怒らせ、長屋に一人置き去りにされた一徹の自業自得感が際立つ回でもあった。

【次回予告】
宮崎キャンプ中、不注意で観客の少女に怪我をさせた飛雄馬は、その姉である看護見習いの日高美奈の激しい平手打ちを食らう。彼女が働く山奥の「沖診療所」へ赴いた飛雄馬は、イザナギ景気の影にある炭鉱村の貧困と、無給でひたむきに命を救う美奈の壮絶な奉仕精神を目の当たりに。金や名声に執着していた己の器の小ささを恥じた飛雄馬は、キャンプの自費参加費用である全財産をその場で寄付。物欲による「人間らしさ」の獲得を諦め、野球に実直に向き合うため、ついに契約更改を飲む決意を固めるのだった。(第99話|運命の出合)

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