大リーグボール1号はオズマの見えないスイングで満塁ホームランに。飛雄馬は球場を飛び出して幼児退行。悲願を果たした一徹は背番号84に込めた執念とともに更なる鬼と化す。

「壮絶な父と子の斗い」「大リーグボールついに死す」
「その陰に謎秘める背番号84」

「なんやこれ?」
しかたなく記者たちは伴のところへ。
あの張り紙は自分のアイディアだとあっさりバラす伴だったが、じゃあもう一度!と背を向ける記者たちに、
「行ってもムダだぜ、あいつは灰も同然・・・俺があのマンションに届けたのは、星飛雄馬の灰だったんじゃよ」

飛雄馬がオールスターを辞退したので、セリーグのチーム力を心配する記者たち。
「心配無用、星がいなくてもオズマがいる」
一徹はどこ吹く風である。
そして干してあったユニフォームにアイロンをかけ始める。

「そうそうそれ、その84の意味は何なんです?」
「答える必要はありませんな」
「そんな・・・せめてヒントだけでも・・・」
「それも答えたくありませんな」
「星さん・・・!」
「お引き取り願いましょうと言っているのです!」
にべもない一徹であった。
そしてオールスター戦――
去年と同様に花形が出場、今年は左門も代打要員としてベンチで待機。
よせばいいのに、花形の活躍をテレビで観戦している明子。

やっぱり野球が好きなんだねえ

飛雄馬は灰のまま
明子「飛雄馬、つらかったらテレビ消してもいいことよ」(じゃあ見なきゃいいのにww)
飛雄馬「べつに・・・つらくもないさ・・・」

なぜって、俺は息絶えたんだ!
明子「飛雄馬、オールスター戦に出ればよかったんじゃないの」
飛雄馬「なぜだい」
明子「大リーグボールが打たれたといっても、それはオズマの特殊訓練があったればこそ。他の打者には打てないわ」
飛雄馬「何が言いたいんだ・・・」
明子「晴れの舞台で他の打者をなで斬りにしたら、少しは気が晴れるんじゃないかと思って・・・」
(明子の台詞回しがどことなく変である)
「因果なことに、俺はお祭りはできん性分さ・・・」
絶好調じゃないとオールスターには出れない、とワガママな飛雄馬であった。
それに、パリーグの打者でも、オズマの真似でヒットぐらいは打てるはずだと言い張るのだった。

ちょっと出てくるよ

「あら宙太さん」
「どうしたんですか、こんなところで・・・」
「ご覧のとおり、アルバイトよ…(店の奥に向かって)レギュラー12リッター!」
「そこまで思いつめんでも・・・星の給料は今年いっぱい出るんですぜ」

「そうね・・・

強いていえば、自分自身のためというのかしら」
明子は高校生の頃から、GSの仕事が性にあっているようなのである
そして新しい客に「いらっしゃいませ・・・」と言いかけ、

アッ

なぜ花形と左門がドライブwww
花形「あなたがどうしてここに・・・」
明子「昔の夢が忘れられなくて・・・やっぱり働くってすばらしいわね」(夢って何だ)
すばらしいのはあなただ、明子さん――と花形は心の中でつぶやく。
(以前よりもいちだんと美しくなった・・・)
左門「(フシギそうに)もしかすっと、あんたは星君の・・・」
明子「ええ、姉の明子です」
左門「そうじゃろう、その澄んだ目でわかりますたい!」(左門の謎眼力)

そこに「くぉらあ~!」と伴が割って入り、
「オールスター帰りで現れるとは残酷すぎるぞ、そうは思わんのか!」
「いや、べつにww」
花形はすまして答え、明子に向かって、
「星君にひとつだけ言づけを願います」
「はい、何でしょう」
「『花形は信じ、そして待っている。大リーグボール2号との対決を!』」
「同じく、この左門もですたい!」
こいつらは一体何をしにきたのかww
(勝手に2号を前提にしているのがオカシイ)

幼き日の落書きに指で触れる
「あれから10年か・・・」まだ10年www
「あらためて、トウチャンノバカと言わせてもらうぜ・・・」
入ろうとしたところで、中に一徹がいることに気がつく。
父ちゃんがなぜ? そうか、オールスター中は中日コーチの仕事はないのか・・・
「母さんよ、わしを許すまいな・・・」
一徹がぶつぶつ話している。
「今のわしは、あいつに負けられぬ執念の鬼・・・」
これが父ちゃんの本音か!
一徹はユニフォームを広げて、亡妻の写真に見せ、「足し算じゃよ!」

足していくつじゃ!
あのう、100は、たしか速水の背番号ですがwww
「そして、その足し算とは、血で血を洗う凄まじい戦いなのだ!」

剣豪版の一徹

背中に「飛」www

ほとんど狂人のたわごとに近いものを聞いてしまった飛雄馬。
「完全な野球人・・・む、むりだっ・・・」
やっぱりトウチャンノバカだーっ!と走りだす。
その気配を感じた一徹、「母さん、あいつめ、やはり来ておったわい・・・」
今のは母さんへの説明であると同時に、あいつへの予告だったのじゃよ。
イヤ、母さんには説明しなくてもいいからwww
こっちが16を飲み込んで、完全な100になって嘲笑ってやるぞ!

ウワッハッハッ!
(こちらも、これ以上おかしいのに耐えられん…www)
一徹の「84+16=100」という狂気のメッセージを受け取り、ライバルたちからも「2号」を渇望された飛雄馬。ここからどのようにして伝説の「大リーグボール2号(消える魔球)」のヒントを掴んでいくのか・・・
姉の春にウキウキする飛雄馬に、明子は「私の犠牲なんて踏み越えて行きなさい!」と激怒。野手に転向した川上が「投手の夢」を託したのが背番号16だった、という超ド級の重圧を伝えるが、飛雄馬は「今の俺には買いかぶりだ」と一蹴。マンションの屋上へ駆け出していくのだった。(第121話|泥まみれの背番号16)



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